💎口内炎・粘液嚢胞【新宿三丁目駅徒歩2分の歯科】
- 2023年11月04日
- 口腔外科
口内炎とは
口内炎とは、文字通り「口の中の粘膜に起こる炎症」のことです。
頬の内側や舌、唇など口の中ならどこでもできる可能性があり、痛みを伴います。
その不快感から食事や睡眠などにも影響を及ぼし、生活の質を低下させてしまうことも……
今回は口内炎の原因や種類についてご紹介します!
①アフタ性口内炎
口内炎という言葉から想像するほとんどがアフタ性口内炎です。(円形または楕円形の白っぽい潰瘍)
アフタ性口内炎の発症にはさまざまな原因が考えられていますが、大きな誘因は免疫力の低下と言われています。
栄養状態の不良、ストレスや寝不足といった生活習慣の乱れにより、免疫力が低下するとできやすい状態になります。さらに外的刺激で口の中に傷ができ、細菌やウィルスなどが感染することで悪化します。
女性の場合はホルモンバランスが乱れ、体力を消耗しやすい生理前や妊娠期にもできやすくなります。またベーチェット病や潰瘍性大腸炎など、全身の疾患が原因となってできる場合もあります。
②カタル性口内炎
アフタ性口内炎に比べると、炎症の範囲がはっきりしない口内炎です。入れ歯や矯正器具、熱い食べ物などが粘膜と接触することで刺激を受けた部位に傷ができ、そこに細菌が繁殖することが主な発症の原因と考えられています。虫歯や歯周病、歯槽膿漏などの疾患も引き金になります。
また、過度の喫煙やビタミン欠乏、胃腸の調子により口内の衛生状態が乱れることも原因につながります。
③ヘルペス性口内炎
ヘルペス性口内炎は、ヘルペスウイルスが原因となります。ヘルペスウィルスは、人から人、モノ(タオルや食器など)から人へと感染します。
生後6カ月~3歳くらいの乳幼児がかかりやすいと言われていますが、一度感染するとウィルスを保持してしまうため、大人になっても抵抗力などが低下した場合などに発症することがあります。
④カンジダ性口内炎
カンジダというカビ(真菌)が原因で起こる口内炎です。カンジダはもともと自分の口の中に存在している常在菌のひとつです。カンジダ性口内炎が発症すると、粘膜上に白い膜ができる・粘膜の表面が赤くなるなどの症状があります。痛みが少ないことが特徴ですが、炎症を起こし痛みを伴うなど症状が変化する場合もあります。
健康な状態にある人が発症することはあまりなく、糖尿病や血液の疾患、ガンなど他の病気を患っていたり、乳幼児や高齢者、妊婦など体力や抵抗力が弱い場合にかかることがあります。
粘液嚢胞
「口内炎が治らない」「水ぶくれが口の中に何度もできる」などといった症状は「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」の可能性があります。
粘液嚢胞は自然につぶれて小さくなることもありますが、再発することが多く、放置しても治ることは稀です。潰すと内溶液が漏れて少しの間は小さくなりますが、また液が溜まり大きくなります。(繰り返すと繊維化して固くなります。)
自分で潰したり触ったりするとそこから感染を起こす可能性もあるのでおすすめしません。粘液嚢胞ができた場合は早めにクリニックを受診しましょう。
ご予約について
ご予約はお電話、ネット予約にてお受けしております。当日予約も可能です。
📱⇒https://plus.dentamap.jp/apl/mobile/?id=6254
💻⇒https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=6254