ご来院いただく前に
●18歳未満の方が受診される場合には、親権者の方の同伴が必要になります。
●当院のピアッシングニードルは、舌ピアス(14G)、スクランパー(16G)、ラブレットピアス(14G)、リップピアス(14G or 16G)となっております。
●ファーストピアスは、原則当院が用意したものを使用いたしますが、ご持参される場合は、事前にお電話にてご相談ください。
●受診される際、身分証(健康保険証、免許証、マイナンバーカード等)のご提示をお願いしております。
舌ピアス(センタータン)
ピアスの中でも「舌ピアス」はおしゃれのひとつとして、男女問わず最近人気の部位です。普段見えない部位になるため、会話や食事などの際に少し見えることがおしゃれとして流行っています。しかし、舌ピアスはお口の中ということで雑菌も多く、ピアスを開けた後に感染症などのトラブルを起こしやすい部位でもあります。センタータンは局所麻酔下で、舌ピアス専用のニードルを用いてドクターが開けるため、痛みもわずかで出血もほとんどありません。
施術前の注意点
舌ピアスが完成するまで、個人差はありますがおおよそ3ヶ月~半年ほどかかります。ピアスホールが完成するまではファーストピアスを外さずに過ごして下さい。
またお口の中は雑菌が多い部分でもあります。口を漱いだり、歯磨きをしっかりしたりするなどお口の中を清潔に保つよう心がけて下さい。
スクランパー(上唇小帯)
スクランパーとは上唇と歯茎をつなぐ上唇小帯というヒダのような部分にする口内ピアスの事です。別名「スマイリングピアス(スマイリー)」とも呼ばれ、笑うとスクランパーにつけたピアスが見えることに由来します。
施術前の注意点
スクランパーは耳たぶや軟骨に比べてピアスホールの完成が早い方が多いです。約1週間程度で腫れが引き、1ヶ月もすればホールが完成する方も多くいます。しかし口内のピアスは完成しても塞がりやすく、少しの間外しているだけでもピアスが入らなくなってしまう事もあるので注意が必要です。また、スクランパーはファーストピアス持参不可となります。
ラブレットピアス
ラブレットピアスとは下唇の中央の少し下の位置で、顔の表面から口内に貫通するように開けるボディーピアスの名称です。自分で最適な位置やバランスを確認しながら、ピアッシングするには難しい場所であり、失敗すると顔に跡が残ってしまったり、歯茎にあたって食事がとりづらくなったりすることもあります。また、お口の中は雑菌が繁殖しやすいので肌トラブルを防ぐためにも、クリニックでのピアッシングがおすすめになります。
施術前の注意点
ラブレットピアスは唇の粘膜にピアッシングするため、皮膚が出来上がるまでに1年近く時間を要します。ファーストピアスは一度でも外すと、皮膚の修復能力ですぐに穴が閉じてしまうので、着け続ける必要があります。また、ピアッシング後にとても腫れやすい部位です。耳たぶピアスならピアッシングの瞬間だけ痛みを感じますが、ラブレットピアスの場合は3日~1週間ほど腫れと痛みが続く場合があります。
リップピアス
リップピアスとは、唇の境に開けるボディーピアスの名称です。局所麻酔を使用してピアッシングを行いますので、痛みがなく数分で挿入できます。舌ピアスと同様、リップピアスも口腔内に貫通していて、細菌などがピアスホールに入り感染症などのリスクもあるため、クリニックでのピアッシングをおすすめします。
施術前の注意点
ピアスホールが安定するまでの期間は、おおよそ3ヶ月~半年ほどかかります。粘膜の部位なので、早い時期にピアスを長時間外してしまうとすぐに穴が塞がってしまうので注意が必要です。ピアスホールが安定するまではファーストピアスを外さずに過ごして下さい。
またお口の中は雑菌が多い部分でもあります。口を漱いだり、歯磨きをしっかりしたりするなどお口の中を清潔に保つよう心がけて下さい。