💎感染症予防と口腔ケアの関係
こんにちは。「新宿三丁目駅徒歩2分 サファイアデンタルクリニック」です。
このブログでは、【感染症予防と口腔ケアの関係】について解説いたします。
目次
口腔ケアが感染症予防に繋がる理由
口は、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすい経路の一つです。
そのため口腔ケアを徹底することは、感染症予防に非常に有効になります。
なぜ口腔ケアが大切なのか?
バリア機能の強化
口腔内には数百種類もの細菌が常在しています。これらの細菌は、バランスを保つことで病原体の侵入を防ぐ役割を果たしています。
しかし、歯垢や歯石が溜まると悪玉菌が増殖しやすくなり、口腔内のバランスが崩れてしまいます。歯垢や歯石を除去し、口腔内の清潔を保つことで、病原体が付着しにくい環境を作ります。
免疫力の向上
口腔内は、体内の免疫システムと密接に連携しています。口腔ケアを怠ると、口腔内の炎症が慢性化し、全身の免疫力低下に繋がることがあります。口腔内の細菌バランスを整えることで免疫力が向上し、感染症に対する抵抗力が高まります。
全身への影響
口腔内の炎症が、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。口腔ケアを怠ることによって起こる歯周病は、糖尿病や動脈硬化、脳梗塞、早産・低体重児出産、誤嚥性肺炎などのリスクを上げることが判明しています。口腔ケアは、全身の健康維持にもつながります。
うがいが感染症予防に与える効果
ウイルスや細菌を洗い流す
うがいによって口腔内に付着したウイルスや細菌を物理的に洗い流すことができます。
口腔内の乾燥防止
うがいは口腔内の乾燥を防ぎ、粘膜を保護する効果もあります。乾燥した粘膜は、ウイルスや細菌が侵入しやすい状態です。
口腔内の殺菌
うがい薬の中には、殺菌作用のある成分が含まれているものもあり、口腔内の細菌数を減らす効果が期待できます。
効果的なうがいの方法
・ブクブクうがいで口腔内の洗浄をする
・ガラガラうがいで喉の洗浄をする
・食後や外出後などにこまめに行う
・洗口剤を使用して行う
・水でうがいするだけでも効果がある
歯科での定期的な検診とクリーニング
歯科で定期的な検診とクリーニングを受けることで、口腔内の健康を維持し、感染症予防に繋がります。頻度の目安としては、3ヶ月~6ヶ月に1回の受診が推奨されています。
歯科でのケア内容
・歯石除去:歯ブラシでは落とせない歯石を、歯科医院で専用の器具を使って除去します。歯石は、細菌の温床となるため、定期的な除去が重要です。
・歯面清掃:歯の表面に付着した汚れを専用の器具を使って除去します。
・歯周病の予防:歯周病は、歯を支えている組織が感染する病気です。歯科医院では、歯周病の早期発見・早期治療を行い、進行を予防します。
・虫歯の早期発見
・フッ素塗布:歯の表面にフッ素を塗布することで、歯を強化し、虫歯になりにくい状態にします。
虫歯と感染症の関係
虫歯は、口腔内の細菌によって引き起こされる病気です。虫歯が進行すると、歯の神経まで感染し、全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。
虫歯と感染症の関係
・口腔内の細菌が増殖することで、他の感染症のリスクも高まります。
・虫歯が原因で、心臓や関節などに感染症が広がる可能性もあります。
感染症予防のための口腔ケアのポイント
歯磨き
1日3回、毎食後に歯ブラシを使って丁寧に歯を磨きましょう。どうしても歯磨きができない場合には、うがいが有効です。起床時、就寝前は菌が繁殖しやすいため、必ず磨くことを心がけましょう。
歯間清掃
歯磨きの前に歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れをしっかり除去しましょう。
舌の清掃
舌についた汚れである舌苔(ぜったい)を、1日1回を目安に舌ブラシを使って除去しましょう。
定期的な歯科検診
最低でも半年に一度は歯科医院で検診を受けましょう。
バランスの取れた食事
ミネラル、ビタミンなどをバランスよく摂取することで、口腔内の健康を維持できます。
まとめ
口腔ケアは、単に歯を美しく保つだけでなく、感染症予防や全身の健康維持にも繋がります。日頃からこまめな歯磨きとうがいを習慣化し、定期的に歯科医院で検診を受けることで、感染症予防に役立てましょう。
ご自身の口腔ケアについて何か気になることがございましたら、お気軽にサファイアデンタルクリニックにご相談ください。
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